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伝統工芸一家
東京の下町台東区で,上川宗照と、三男一女の江戸っ子一家が同じ工房で仕事をしています。脈々と受け継がれてきた技法に若き後継者の新しいセンスを融合させた次世代の伝統工芸を目指し、日々の研鑽に努めています。
銀と桜 三男 宗達
こんにちは。東京器職人で三男の宗達です。
東京の各所でが満開になってきましたね。
今日はをモチーフにした作品を紹介したいと思います。
ちょうどこの時期、上野恩賜公園を夜、散歩をしている時に、この綺麗な雰囲気を作品に出来ないかと思いこの作品を作る事にしました。
この作品の作り方についてですが、一枚の板を何万回と叩いて花瓶の形を作り、は銅の板をの形を切り抜き、ロー付け(溶接みたいなもの)をして表面を平らに叩いていく、打込象嵌(うちこみぞうがん)という技法を使い、夜の雰囲気は、いぶしというを黒くする方法で、黒のコントラストを付け、夜中に咲くを表現をしました。
この作品は、自分のイメージにとても近い物が作れたので、良かったと思います。

写真は、打込象嵌花器『夜
打込象嵌花器夜桜

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テーマ:アート・デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

へら絞りの道具 次男 宗光
こんにちは。次男宗光です。
今日はへら絞り道具をご紹介致します。
へら絞りへら棒

ほんの一部ですが、この様なへら棒コマを使って板を倒していく道具です。
成形したい形や板の厚さや材質に合わせて使う道具を選択して絞り込んでいきます。
桜の木の下のブランコ 長女 智子
こんにちは。伝統工芸一家の女職人の上川智子です。
自宅から鳥越にある伝統工芸一家の工房へ通勤の途中に菊屋橋公園という公園があります。
菊屋橋公園

この公園はブランコの上にちょうどの枝が張り出していて、高く漕いだらに吸い込まれそうな感じがしてくるので私のお気に入りのお花見スポットです。
sDSCF0677.jpg

の季節になると、子供からお年寄りまで空を見上げながらブランコに乗って和んでいる姿を見かけます。ほのぼのしていて、とても素敵だなと思っています。

春なのでシルバーストラップを作り、携帯電話につけました。私はのモチーフが大好きです。
桜シルバーストラップ

週末は上野公園まで足を運んで桜をもっと楽しんでこようと思います。

テーマ:東京23区 - ジャンル:地域情報

春の訪れ 長男 宗伯
みなさま、こんにちは!
東京銀器職人、伝統工芸一家で長男の宗伯(そうはく)です。今回は、伝統工芸一家の工房に春の訪れを告げている「あんず」についてご紹介致します。
工房杏

まずは、一枚目の写真です。この時期になりますと桜の開花も同時に始まりますので、道行く人々はよく桜と間違われています。それもそのはずで、花弁だけを見ると見分けがつかない程良く似ているのです。
杏工房

次は、二枚目の写真です。「あんず」はバラ科サクラ属の落葉高木で、春に白色または淡紅色の花を開かせるのです。果実は梅に似て大きく、初夏に実を付けます。毎年、鳥越神社のお祭りが6月上旬頃に行なわれるのですが、正にそのお祭りの頃に合わせるかのように「あんず」の実がなり、伝統工芸一家に季節の訪れを知らせてくれる存在であります。

テーマ:季節を感じる - ジャンル:ライフ

銀器職人の道具 父 宗照
こんにちは。伝統工芸士の上川宗照です。
今日は東京銀器職人道具をご紹介いたします。
みなさまが、よく耳にするトンカチと呼ばれているものがありますが、東京銀器の道具では2種類に分けられ木槌(全て木製)と金槌(打つ場所は鉄製で、持ち手は木製)に分かれます。
金槌
こちらは金槌です。(図1)
木

こちらは木槌です。
木槌金槌にも多種多様にあり、自分の作品や商品によって使い分けをします。
例えば先ほどの金槌(図1)は、作品の最終仕上げの時、力をほとんど加えずに鉄の部分の重さだけで叩き、作品をなめらかにする為の金槌です。

次にご紹介するのは、作品をなめらかにした後、模様付けの金槌です。
模様付け金槌

鉄の部分にやすりかけ、わざと傷をつけたり、鉄の部分を丸くして叩いた模様をだす金槌です。
さまざまな木槌、金槌
まだまだ種類がありますが、日々使っている木槌、金槌です。
東京銀器職人道具をこれからもご紹介していきますので、お楽しみにしててください。


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