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伝統工芸一家
東京の下町台東区で,上川宗照と、三男一女の江戸っ子一家が同じ工房で仕事をしています。脈々と受け継がれてきた技法に若き後継者の新しいセンスを融合させた次世代の伝統工芸を目指し、日々の研鑽に努めています。
銀製バタフライの試作製作 長女 宗智
東京銀器職人で伝統工芸一家の上川宗智です。
今日は銀製バタフライの試作を製作しています。
糸鋸を使用して透かし彫りした銀製のバタフライが、ひらひらと舞っているように作りたいと前々から思っていました。
今日は前回の続きからご紹介します。


純銀の板を焼きなましをして、曲げやすくしたものを、祖父の代から使用している当てがねを使用して曲げていきます。

sDSCF3633.jpg
金鎚を使い、羽の角度を細かくつけていきます。
好みの角度になるまで微調整をしていきます。

sDSCF3636.jpg
ほんの少しだけ机の上から浮いているのが、お分かりいただけるかと思います。

透かし彫りした銀製のバタフライが、ひらひらと舞っているようなモチーフで何を作ろう?と試作を作りながら楽しむことができました。

完成までの様子は、またブログでご紹介したいと思います。



テーマ:伝統工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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